就労を支える
オムロン京都太陽株式会社では、一人ひとりの能力を最大限に引き出せるよう、障がいの程度や内容を把握し、安全性はもちろん効率と生産性も兼ね備えた、誰もが働きやすい環境づくりに努めています。
作業者の特性にあわせた生産治具や補助具、半自動機を、障がいのある技術者が中心となって社内で設計・製作するなど、障がい者自らが改善を行い、自分たちのできる仕事の範囲を増やすことで、作業拡大と生産性向上をはかっています。
職場の工夫（設備、作業環境）
作業場
車いす作業者に最適な仕様になっています。
- 作業台の高さ/650mm
- 作業位置/700mm
- 作業台の奥行き/550mm
- 作業者の間隔/最低850mm
出入口・通路
工場内の通路幅は180cm以上を確保。
建物・作業場の出入口はすべて自動ドアで、段差もなく車いすでの出入りがスムーズにできる広さ（180cm以上）です。
バリアフリー
- トイレは洋式で、車いすに対応した空間を確保し手すりを完備。
- 洗面台は、車いすでも使いやすい高さと足元のスペースを十分にとり、鏡が見やすいよう斜めに傾けたデザインになっています。
- フロア間の上下移動にエレベーターは必須です。車いすが６台乗れるゆとりのある広さを確保し、後方確認のための大きな鏡が設置されています。
