ノウハウ提供

工場見学後によくあるご質問

工場見学後によくあるご質問

生産活動について

Q.作業環境に対する要望・改善などの提案はありますか?
要望などがあれば、各職場のライン長や指導者に相談して決めることになっています。また、目安箱を設置して、皆さんの意見を出してもらいやすくしています。
Q.生産ラインで人のローテーションはありますか?
計画的にローテーションを行います。従業員の作業幅を拡げるということで、生産ライン単位で作業者の配置換えを実施します。従業員個々の障害及び心理面特性、知識や技能を生かせるよう配慮し個々の能力に合わせたローテーションを計画しています。
Q.ラインのメンバーが休んだときは、どうしているのですか?
多能工化を進めているので、他ラインから支援を受けたり、リリーフ・マンが代わりに入ります。
Q.作業をするのに資格は必要ですか?資格を持った人はどれぐらいいますか?
半田付け作業と検査作業に資格が必要です。現在 半田付け作業資格者 45名、検査作業資格者 97名 います。そのほかにも 法的資格者 20名が在籍しています。

改善活動について

Q.どのような活動を行っていますか?
生産性向上、品質向上、納期順守のための改善とりくみを継続して行っています。 外部の講師を活用し、IE手法やFMEAを勉強しています。
Q.改善に対する表彰制度等はありますか?
改善活動として、徹底3S活動に取組んでいます。1年間の改善活動に対して、報告会を行い、最優秀賞・優秀賞などの 表彰を行っています。
Q.治工具に色々なアイデアが盛り込まれていますが、どのように製作していますか?
30年の活動で培ってきたものが反映されています。過去の事例を参照して、どうすれば良いかを考え形にする。またそれを参照し新たなものが作られる。その繰り返しを続けてきました。それらのノウハウを今、まとめている最中です。

処遇について

Q.障がいを持っている人をどのように配置されていますか?
作業特性と障がい者の特性を把握し、その人に適したところに配置します。どうしても合わない場合は、面談なども通じてその人に合う作業へ配置転換を行います。
Q.さまざまな障がいを持たれた方をどのように評価するのか教えて下さい。
個人の特性により、職務能力は随分違います。オムロン京都太陽では公正な評価の実施のため、貢献度・能力の発揮度を客観的に評価し、「貢献度に応じた処遇」「発揮した能力に対する処遇」により納得性の高い処遇を行います。
Q.この工場でスキルが上がれば、オムロンの本社や他工場で働くことができますか?
別会社ですので自動的に本社に採用される事はありません。しかし、ここで働いた結果、知識や技能が向上し、体力・メンタル面に自信がつき、他企業へチャレンジしてもらうことは可能です。あくまでも個人の選択によります。
Q.障がいが進行するなどで ここで働けなくなった方はどうされていますか?
その方に合った施設などを紹介することは出来ます。

その他

Q.作業中に不良が発生することは多いのでしょうか?
一般の工場と同じように、品質に注力しています。重要な工程では、不具合を検出した場合次の作業ができなくなる・次の工程に送れなくなるなどの仕組みを導入しています。 (例えば、重さをチェックして音で良品と不具合品を判断する検査では 音で知らせるだけでなく、シャッターを付け不具合品の場合はシャッターが開かないようにして次に流れないようにするなどの工夫を行っています)
Q.工場内で事故、労災などは発生していますか?
工場の中は安全に配慮し、3Sも行き届いています。工場内での事故は起こっていません。
Q.オムロンでは こちらで働いている方々の意見を取り入れ、障がい者に配慮した製品づくりを行う事がありますか?
オムロンヘルスケアから血圧計等の健康機器に対して、使用モニターへの依頼があります。また、当社で製造している 音声機能付電子体温計は開発・設計の段階から協力させていただきました。
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